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医療の世界に身を置く身としては、コロナで辛い思いや生活をしている人を見る、聞く機会が凄く多くて、やはりそういう人を少しでも減らしたい、出したくないと思う。
感染症はとても単純で、基本的には人と人の接触の機会が増えれば増えるほど広がるのでコミュニティに依存する人類にとってはとても相性が悪い。
イベントは人が集まる。規模が大きければ大きい程、多く集まる。それだけ接触機会が増えるし、人に「接触しても良い」という口実を与えてしまう。肯定のメッセージになってしまう。
オリンピックは以前のベルリン開催でヒトラー政権に政治利用された過去がある。日本を見ていても、もう政治的なシンボルになってしまったのは間違いない。プロパガンダの道具になってしまった。もはや一部の界隈には開催の可否が勝ち負けの道具になり果てている。
オリンピックは開催するたびに、それなりに一喜一憂して楽しんできた。でも今回は無理だ。そして、今後も今回の事を思い出してしまうだろう。
前述通り、医療関係の人間は今後更につらい人、苦しむ人を見る事になる。誰も責任など取ろうとしないだろうし、取る事も出来ない。どうにもできない。
だから、もう「さよなら、オリンピック」
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いよいよオリンピックですね。未だに「本当にやるのか・・」と、現実と認識できない自分がいますが、世の中には信じられない事が起こるものですし、やるのでしょう。
さて、今日気になったニュース、というかブコメ。
「ドイツと日本を比較するなら祝日の数と振替休日の有無まで考慮に入れないといけないんだけどね。日本祝日多いから。」という意見に割と★が集まってました。
まず、法的に定められている祝日は日本が16日、ドイツは9日です。
ドイツは州によって多少差異はあるものの、なるほど確かに日本の方が全然多いですね。これは嬉しい。
では、ブックマークの本題の有給に関する法的な日数はどうなってるでしょう。
日本は最低でも年5日取る事が2019年に法律で定められました。
対してドイツは週休5日制なら年20日、最低でも有休を取らなくてはなりません。
が、現状では暗黙の了解としてほとんどの企業は24日以上、大企業なら30日ほど取らせるようです。
祝日と足すと日本は21日、ドイツは29日(実際は33~39日)となります。消化率も9割以上で、ほとんどの企業は法を守って有給休暇を取らせています。日本は50%前後の様です。
ドイツは更に祝日ではないものの、慣習的に12月31日も休むみたいですね。
日本はまだまだブラック企業の有給に関する違法行為を耳にします。
ブコメにあったように「ドイツと日本を比較するなら祝日の数と振替休日の有無まで考慮に入れないといけない」のは確かにそう思うので、考慮するとやはりこちらのブコメの方も「病気の時は有給減らない」が妥当だと思われると思います。
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案件に追われていましたが、ようやく落ち着きそうなのでたまには記事を書いてみたり。
気になったニュース、というかブコメが気になった。発言は専門家に任せた方がいいという方のカウンターっぽいブコメ「静岡県副知事は土木の専門家」というもの。
へー、そうなんだと思って調べてみました。
プロフィールを見ると確かにずっと土木関係ですね。国交省でも土木関係なのかな。
Wikipediaを見てみます。
土木専門の学部を卒業
茨城県土木部港湾課長に就任
国土交通省港湾局海岸・防災課海岸企画官
国土交通省港湾局災害対策室長
などの経歴があり、この専門家知識を持ってリニアの問題にも対応してる、と。
なるほど確かに土木の専門で災害の知識もある、という人物のようですね。
これは確かに今回の熱海の土石流の件で言及する資格は十分にありそうです。勉強になりました。
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ワクチン2回目を接種後4日目ですが、特に異常をきたしていません。無事終えそうで安堵しました。
それはそれとして、今日の気になった記事。
デジタル庁が東京ガーデンテラス紀尾井町のオフィス階2フロア(計約2000坪)を借りるとなると、単純計算で月額賃料は7000万円程度と推計される。内閣官房幹部は賃料について「言えない」としつつ、「基本は相場くらいだと思う」と話した。
にわかに信じがたいけど本当なんでしょうかね。7000万っていわゆるタワマンとか平凡な中古アパート一棟が買える金額だけど、それを毎月払うの?
月7000万。年間8億4千万かぁ・・まぁ税金として返ってくるとはいえ、これからも設備や開発にお金がかかる機関だし、ランコス抑えた方が運営メリットも支持率的な(政治家にとっては最も欲しいだろう)リターンも大きいと思うんだけどな。
こういうムーブを見るとやっぱり頭のいい人が政治家になるんじゃないよねと実感する。
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16日に2度目のワクチン接種を受けました。
幸い軽い微熱と1度目と同じ程度の接種部位の痛みと腫れ程度で済んだと思ったんですが、昨日の夜に、子供のころからたまに起きる、俗称「便ショック」に遭いました。
正式な医学用語では無いんですが、まぁ同じように困ってる人が多数いる、という感じ。僕自身は現在40代前半くらいですが、今までで十数回ほどあっています。
この1か月、スケジュールがタイトな案件があって寝不足が続いていたのでワクチンとの因果関係は分かりません。まぁたぶん無いんじゃないかなぁとは思いますけどいずれにしても深夜4時くらいにトイレで失神したので心配した妻に申し訳なかったです。失神したので倒れ込むときに受け身が取れず瞼を少し切って血が出ていたのを見てびっくりしてしまって寝れなくなってしまったそうで・・
妻と結婚してからはこれで4度目くらい。独身の頃は高校生の時に電車内で2回、専門学校時に電車内で2回、医療現場で働いてた20代の頃に1回、30代に1回おきました。
で、共通点は「便を我慢していた、或いは冷え等で腹を下し始めた」「寝不足」が100%共通していますが、その背景には血圧が関わってると思うので、ワクチン接種2回目と微熱による継続的な不安で血管迷走神経反射が起きたのか便意による神経調節性失神なのかどうか判断に悩むところですが恐らくは便の方じゃないかなぁと思います。単なる経験則でしかないですが。
尚、熱は既に平熱に戻りました。そしてまだ少し腹がくすぶってるのでもう少し様子を見ようと思います。
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気になったニュース。
いやぁ、なんかいろいろアレですね。ブコメや各SNSはあんまり見てないので完全に主観ですし、官僚の業務体制への理解も無い状態でのコメントになりますが・・
デジタル庁の創設を柱としたデジタル改革関連法案の関係資料に、45か所ものミスが見つかったことだった。
まず、今回の法案は「デジタル庁に関わる法案」のお話が前提ですよね。
で、気になったのは
修正を加える赤線でページが埋め尽くされ、もはや何が書いてあるのかわからない。 一般に法案の原稿は、厳しいチェックを受けることになる。待ち受けるのは、内閣法制局。提出される法案が、既存の関係法令と矛盾していないかなどを審査する、いわば「法の番人」だ さらに省内の幹部や、政治家の意見で中身はたびたび変更を余儀なくされる。そうなったら、それまで積み上げてきた議論や作業はやり直しだ。
大変だなぁと思いつつも、デジタル庁発足するって話の業務で紙の用紙で何度も修正を繰り返すってシュールですよね。SVNやらgitやらでバージョン管理したらミスも少なく済んだんじゃ。
8:00 チーム集合 原稿などの資料を印刷
9:00 印刷した資料を審査のため内閣法制局に持って行く 別の原稿の「読み合わせ」 誤りがないか確認
13:00 内閣法制局から呼び出し 修正点などの指摘を聞き取る
13:30 内閣法制局の担当者と議論
16:00 庁舎に戻って内容を修正
22:00 内閣法制局に修正した原稿などを提出「読み合わせ」で誤りがないか確認 翌日の作業準備
2:00 帰宅
法案を作ろうって業務で労働基準法を無視するの、えらい人達はどう考えてるんだろうって気になります。
まず気になったのは資料の印刷時間。「1時間もかかっている」 Aさんによると、原稿などの資料は、急いで内閣法制局に届けなければならない。少しでも早く審査に入ってもらうためだ。この日は600ページに及ぶ資料を印刷するのに1時間かかり、一番の若手が資料を抱えて走っていった。 法制局までの距離は約1キロ。体力のある若手が走って届けるのがお決まりになっているという。
印刷時間もそうだが走るって。PDFでメール送信したらいいのでは。
冒頭でコロナ対策しながら云々言ってるのになんでわざわざ物理的接触して届けるシステムになってるんだろう。
仮にデジタルデータが法的にダメなら自転車でもバイクでもキックボードでもリュックに資料突っ込んで背負いながら使えば良いのでは。走る意味あるのか。
1人が原稿を読み上げ、もう1人がそれを聞いて、漢字や送りがな、改行などに誤りがないかを確認する。
たとえば、「A及びB(Cを除く。)」この文をどう読むのかというと…。
「カギ A キュウビ B カッコ C ヲ ジョク マル カッコトジ カギトジ」となる。
なんだか呪文みたいだが、聞く側が漢字の送りがななどを判別できるように、音読みの漢字は訓読みで、訓読みの漢字は音読みという「霞が関ルール」があるという。
素人から見るとかえって時間がかかるようにも思えるけど…昔からの慣習なのだそう。
スペル チェックと文章校正が目的なのに本来の読み方をしてはいけないのか(困惑
なんというか無駄な業務プロセスが目立ちますね・・慣習て。
文章校正ツール使えば完全じゃないけど時短になると思うんだけど、でもまぁ偉いセンセイがたの命令や勝手にツール使っちゃいけない法律でもあるんかなと思いながら読み進めていったら・・
必死の思いで作り上げた法案。しかし、再点検の結果、細かなミスが見つかった。Aさんは唇をかみしめながら、悔しそうにこう語る。「言い訳にしかならないが、感染症への対応との兼務だとどうしても気が散ってしまい、法案作成に専念できなかったんです。法案に間違いはあってはならないので、専念できるよう人員を増やすことが必要だと思います」でも、細かな単純ミスは、人の目で確認するよりコンピュータープログラムで自動的にチェックした方がいいのでは?「作業によっては機械の力に頼ることも検討したほうがいいかもしれない。職員の熱意だけに依存した運営は、見直さなければならない時が来ていると思います」
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今日、1回目のワクチン接種を終えました。写真は2回目のもの。撮りわすれたので記念に。
左上に「医」とあるのは医療従事者等の接種券を示すものです。
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自分の居住エリアの医療従事者向けワクチン接種は都のシステム不備の事件を踏まえて、都から切り離し、地元の三師会の互助による接種となりました。
自分と妻が今日接種したので、これで職場スタッフ全員が1回目を終えました。
2回目は3週間後となります。
副作用は接種直後は少ししびれ感を感じる程度でしたが。記事執筆中の夕方にはしびれが少し収まったものの、周囲に腫れと炎症、軽い圧痛が見られます。引き続き経過観察しようと思います。
頭痛や倦怠感などは2回目の接種後、それもすぐではなく1日~3日後などに出やすいよう(どこかのニュースで見た程度の記憶です)なのでまだ100%安心は出来ませんが、アナフィラキシーもありませんでしたし、ひとまずこの程度で安堵しました。